昔は、動画制作というとまずは八ミリ機器を入手する必要がありました。何十万円以上して個人で購入するようなものではありませんでした。学校の文化祭とかで八ミリビデオを撮るという題材を選んだクラスでは、学校に八ミリ機器があるかどうかが一番のキーでした。運が良く倉庫の奥にでも古い八ミリが見つかれば後はどういうストーリーでキャストをどうするかになります。

文化祭であればストーリーは恋愛ものとかになるでしょうが、主役はだいたい決まっています。クラスの人気ものやスポーツ万能の生徒でしょう。こういうときには勉強がトップでも選ばれない風潮があった記憶です。その後、ファミリータイプのコンパクトなビデオ機器が発売されました。

まだ20~30万円くらいする高価なもので、お金を持っている家や学校で買ったり、バイトを長くして貯めたお金を全て使って購入する人がいました。文化祭はもちろん、ファミリー用途でビデオを撮ったり、スキー場で記念にビデオを記録する人も多かった時代です。これに対し、今ではビデオ機器は不要でデジタルカメラやスマートフォンがあれば気軽に動画制作をすることができます。撮るだけではなく、全世界中への発信さえ、youtubeを使えば簡単です。

あまりに簡単過ぎて、自分の体を記録してyoutubeで発信することまで平気でやる人がいるくらいです。このような時代ですが、気をつけないと取り返しの付かない事態になりかねません。一度youtubeへ投稿してしまうと、取り消しが効かないということです。現代の動画制作では記録が簡単な分、保存をどうするかが難しい時代です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です